「便秘」は女性にとって親近感があるワードですよね。日本人女性の2人に1人は便秘体質だといわれています。特に看護師は、不規則な夜勤で便秘に悩む人が多い!その理由を探ってみました。
便秘には、「副交感神経」の働きが大きく関わってくる!?
『副交感神経』とは
・役割…腸の運動を活発にする
・働く時間…寝ている時・リラックスしている時
副交感神経の働きが鈍くなる
うまく腸が活動せず便秘の原因に!
夜勤と便秘にはこういった関係性が隠されていました。皆さまの場合はいかがでしょうか?夜勤により体内リズムが乱れてしまうのは便秘のもとです。夜勤が多い方は、便秘のメカニズムを理解して便秘とうまく付き合う必要がありますね。
私も早番の時はついつい朝食を抜いてしまいます。そのくせ患者さんには「毎日3食しっかりとりましょうね~」と爽やかにアドバイスしているのですから、これぞ本末転倒というものです。
朝は体が目覚めると同時に、腸も目覚めます。ここで朝食を抜いてしまうと、腸の運動も通常より抑えられてしまい、便秘に繋がってしまいます。
また、トイレを我慢してしまうのも問題。忙しくてついついタイミングを逃してしまったり、何となく周囲の目が気になって行きづらいといった感じですよね。「トイレに行きたい!」というのは、腸の活動をセンサーが感知してしっかり脳に伝えている状態。それをムリヤリ我慢してしまうと、センサーの活動も鈍り、おなかにたまりやすくなる=便秘のメカニズムを作ってしまうことに繋がります。
便秘を防ぐには、何といっても日頃の生活習慣を見直すことです。夜勤は大敵、とご説明しましたが、それでも仕事を変えないかぎり夜勤はついて回ります。夜勤以外で見直すべきカテゴリは「食事」「運動」この二つ!できることから始めて、腸内環境をよくするのがオススメ!
食事編
キノコ・さつまいも・ごぼう・りんごなど食物繊維を含んだものを積極的にとる!
水は快便のサポート役!一日1リットルを目安に
便秘気味の時は、ヨーグルトや納豆といった発酵食品を多めにとると解消につながる♪
運動編
腹筋を鍛えて、スッキリ出せる体づくりを。一日3~5分の間で腹式呼吸を取り入れるのも効果的
ストレッチやウォーキング・ヨガでじっくりと体を鍛える(長続きする運動で、こつこつと体を作っていくことが大事です!)
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